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BMW02

(BMW2002角テール時代1973-1976)
1973年には更に大幅なマイナーチェンジが施され、テール・ランプは丸形から視認性の高い角形へインテリアなど外観・内装が変更された。 これ以降の角テールの02を後期型と呼ばれている。 なお、ツーリングモデルのみ、後期型も丸テールであった。 (あまり知られていないが、ツーリングモデルの丸テールランプは、少し直径が大きい。) また、この年にBMW2002tiiのエンジンにKKK製ターボチャージャーを装着したBMW2002ターボが登場する。エンジンの耐久性を考慮して圧縮比を6.9:1に設定していたが最高出力170HP/5800r.p.m.で最高速は210km/hであった。 BMW2002ターボは量産車としては、欧州初のターボエンジン搭載車であった。 2002ターボ専用ボディにオーバー・フェンダー・フロント及びリア・スポイラーで武装、専用スポーツシート、ダッシュボードにはブースト計、赤く塗られインストルメンタルパネル、フロント・スポイラーに張られた逆文字の「turbo」の文字は、前方の車のルーム・ミラーにラインを譲ることを余儀なくするアピールであった。 BMW2002ターボのデビューした1973年にオイル・ショックが起こり、僅か2年弱で生産されなくなるのである。時代は、もはや経済性、安全性、快適な装備を求める様になり、これはBMWも例外ではなく初代3シリーズ(E21)へと生産が移行していくのであった。しかしながら、ベーシック・モデルであったBMW1602はBMW1502と名前を改め再販される。これは、当時、経済的な小型車の需要もあり、3シリーズ(E21)がデビューしてからもBMW1502は、1977年まで生産が継続される。そして、別途、アメリカ市場においてもBMW2002(US仕様)の製産が同じ理由で1976年まで続いたのである。BMW02シリーズの無駄のないシンプルなコンセプトは、初代3シリーズ(E21)デビュー以降も好んで愛用されていくのであった。 このように、BMW02シリーズがデビューして、すでに40年近くになるが、BMW02シリーズのパフォーマンスは、現在でも十分通用するレベルにある。  
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